新入生のみなさんへ by 数学科主任

新着情報

2020年04月25日
 
 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
 数学科の教員一同、心よりお祝い申し上げるとともに、みなさんを歓迎します。

 現在の新型コロナウイルス感染拡大により、みなさんもご家族も大きな負担を受け、また不安を
 感じていると思います。日本中、世界中の人々が同じような状況にあると思いますし、
 なんとか早く、この状況から抜け出せないだろうか、とみんなが切実に思っています。

 今この時代に皆さんが理科大に入学されたことは、大きな意味をもつこと(ある意味必然なの)
 だと思います。それは、みなさんがこの数学科で高度な数学の基礎を学び、それを自分自身のもの
 とすることで、自分の能力をおおいに発揮し、広い意味で社会の役に立つことができる、
 その役割を担うことができるからです。

 このことを表す、数学科の教育理念を紹介します(学修簿の目次の次のページにあります)。

 「数学科は、現代社会を支える科学技術の基礎である「数学」を多面的に学ぶことにより、
 現代数学の基礎を確実に修得し、能動的な数理的思考力と柔軟な問題解決能力を身に付けた
 高い専門性を備えた研究者・技術者・教育者を育成する。あわせて、質の高い教員養成は
 本学科の伝統であり、これを堅持する。」

 この文章の中に、「柔軟な問題解決能力」とありますが、今正に、多くの科学者がそれを
 発揮しつつあり、みなさんには数学科での学びをとおして、この「柔軟な問題解決能力」
 を身に付けた高い専門性を有した人になってもらいたいと思います。

 本来ですと、4月初めに入学式、ガイダンス、部活動の紹介など多数の行事が行われ、
 授業が始まるところですが、今年は、入学式は取りやめられ、授業もおよそ1ヶ月遅れの
 スタートとなります。それも遠隔授業という形となりますが、私たち教員一同、
 従来の対面授業にまさるとも劣らない授業のために、できる限りの準備を整えているところです。

 5月いっぱいは遠隔授業となりますが、これは、なによりも、みなさんとご家族、
 周りの方々の健康と安全のための処置であって、その上でみなさんは学生として学問を学ぶ権利
 を持っているとともに、大学で身に付けた能力を社会に活かす役割も求められていると思います。

 先の読めない状況だからこそ、みなさんに求められていることがらは重いと思います。
 みなさんの自主的な学びに期待するとともに、意義ある4年間となるよう勉学その他に精一杯
 取り組んでいってもらいたいと思います。

 2020年4月24日
 数学科主任 眞田克典